中学受験の常識ウソ?ホント?
「中学受験の常識ウソ?ホント? 親が勘違いしがちな49のこと」(西村則康/著)
幼少期の学習方法、入塾検討期のモヤモヤ、入塾後の学習方法、塾の活用法、受験期の不安などなどについて答えている。
書いてある内容と、そのウソ、ホントの回答は以下の通り。
ウソだろうと、ホントだろうと、なぜそうなのかというところがポイント。解説を読むと新たな発見、不安払しょくができる。
↓↓↓↓↓ネタばれ目次↓↓↓↓↓↓↓
第1章 頭のいい子を育てる生活習慣のウソ?ホント?
・子どもの学力は幼児期の遊び方で決まる→ホント
・たくさん本を読ませたほうが国語が得意な子になる→ウソ
・マンガは勉強の邪魔だから読ませないほうがいい→ウソ
・お手伝いができる子は算数の成績が伸びやすい→ホント
・忘れ物を探してあげるお母さんは子どもをダメにする→ホント
・鉛筆の持ち方が悪い子は読み飛ばしミスが多い→ホント
・やる気を出す「特効薬」さえあれば、ダラダラは一気に解消する→ウソ
・子どもの学力は夫婦の中の良さに比例する→ホント
・反抗期になると成績が伸び悩む子が多い→ウソ
第2章 ひとつ上の学力を育む学習習慣のウソ?ホント
・就学前から幼児教育教室に通わせたほうがいい→ウソ
・100マス計算は低学年からどんどんやるべき→ホント
・計算のスピードを上げるためには、字が汚くなっても仕方ない→ウソ
・図を書くときは定規を使って丁寧に書くことが大切だ→ウソ
・時間がかかっても子どもに自力で問題を解かせた方がいい→ウソ
・子どもが成長するに従いケアレスミスは減っていく→ウソ
・計算ミスが多い子には、筆算で計算させるとミスが減る→ウソ
・算数の読み取りミスは、図を書くことで防止できる→ウソ
・何回繰り返しても忘れる公式は壁に貼りだして覚えさせる→ウソ
・どんなに難しい問題も、繰り返し説き続ければできるようになる→ウソ
・式の最後に単位を付けるだけで、算数の成績は上がる→ホント
・一度作った学習計画は最後まで守り通さなければならない→ウソ
・勉強は朝やったほうが学力が伸びる→ホント
第3章 わが子に合った学習塾の選び方のウソ?ホント?
・中学受験をするなら、塾通いは必要不可欠→ホント
・中学受験をするなら、なるべく早めに塾通いを始めたほうがいい→ウソ
・合格実績の高いところほどいい塾といえる→ホント
・最低でも2つ以上の塾を比べたうえで、通う塾を決めたほうがいい→ホント
・同じ塾に兄弟姉妹、同級生はいないほうが集中できるのでいい→ウソ
・子どもを塾に通わせる前に、受験するかどうか家族で決めておく必要がある→ホント
・入塾試験でも対策のための勉強が必要だ→ホント
・入塾時は下のクラスでも、入ってから挽回すればいい→ウソ
・中学受験に向かないタイプの子もいる→ウソ
第4章 合格を引き寄せる学習塾の使い方のウソ?ホント?
・クラス分けテストの成績は学力に比例する→ウソ
・塾の授業についていくためにも予習をしたほうがいい→ホント
・クラス分けテストの成績は学力に比例する→ウソ
・塾の授業についていくためにも予習をしたほうがいい→ホント
・塾でやったプリントやテスト、教材は全部とっておく→ホント
・塾が主催する模擬試験はすべて受けたほうがいい→ウソ
・春期、夏期、冬期の講習にはすべて参加するのが当然→ウソ
・中学受験でいちばん差がつく科目は算数だ→ウソ
・先生を好きになると、その教科の成績が伸びる→ホント
・成績が下がり始めたら、子どもに厳しく言い聞かせるべき→ウソ
・成績が伸び悩んでも通いなれた塾はなるべくかえないほうがいい→ホント
・子どもが「塾に行きたくない」と言い出したら、その気持ちを尊重すべき→ホント
・塾の方針にはあれこれ口出しせず、全面的に信頼して任せる→ウソ
第5章 これが正解!学校選び・進路のウソ?ホント?
・志望校はできるだけレベルの高い学校を目標にしたほうがいい→ウソ
・偏差値の高い学校ほどいい学校だ→ウソ
・志望校は子どもに選ばせた方がいい→ウソ
・私立中学校の受験勉強をしておけば、公立中高一貫校も合格できる→ウソ
・合格確率80%でも落ちることがある→ホント
・「すべり止め」と子どもの前で言わないほうがいい→ホント
・受験当日まで苦手科目単元はできるだけへらしておくべき→ウソ
SAPIXの意味不明な景品
ずっとためる一方で引き換えていなかったシールの景品。台紙がたまるほど豪華なものがもらえると思っていたみたい。
ストップウォッチは台紙2枚だけど、あとはすべて1枚でもらえると伝え、引き換えてきた。
もらってきたのは実用的なペンセット。
左からマッキー、蛍光ペン、そして、んん?
なんだこれ?
なかなか開かず、隙間に爪をいれてあけたら中はこんな。
マッキーの替芯だった。マッキーって書けなくなったらまるまる買い直すものだと思っていたけど、芯だけ売っていてエコだったのね。
超おすすめ「中学受験親のかかわり方大全」
おすすめ。ただ、目からうろこのような目新しいことが書いてあるわけではない。でも、受験をステージごとに分けている点と、心理的な側面に着目しているように感じられる書き方で共感を持って読めた。色々なタイプの子どもを見ている花まるグループの先生が書いていて、どんな心理になりどう対応すべきかを事例を使いながら解説しているからわかりやすかったのだろう。
とにかく、学習面と生活面における、子どもへの対応と距離感は、受験勉強をスムーズにするうえで重要なファクターだと思う。ステージは、準備期、4年生、5年生、6年生と4つに分類。
自分の子の現在のステージのことはもちろん、先々のことも読んでおくと心理的準備ができる。ちょっとした不安、疑問から焦ったりして、子どもに当たっちゃったりすることもあるから、事前に知ることで心が落ち着けられるとよい。
準備期向けには
・いつから塾に入ればいいのか
・塾選びのポイント
・入塾テストの受け方
・習い事との両立
・4年生までに取り組むべきこと
4年生向けには
・学習習慣
・字の汚さの許容範囲
・ケアレスミスのなくしかた
・転塾のタイミング
5年生向けには
・宿題のこなしかた
・子どもの理解度を確かめる方法
・テストの点数が悪かった時の声がけ方法
・ゲームなどとの付き合い方
・志望校の選び方
・反抗期対策
6年生向けは
・点数を効率よくあげる方法
・6年生になって成績が落ちる原因
・学校別対策をはじめる時期
・入試直前は小学校を休ませるべきか
・合格発表は親が見るのか、本人が見るのか
・複数の学校に合格して進学先に迷った場合
・小学校の宿題が多くて時間がとられる場合
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疲れは「タコ」でとる~タウリン~
勉強するにも体が資本。体力づくりも大事だけど、疲労を蓄積しない体づくりも受験には重要。そこで紹介するのが「タウリン」。
栄養ドリンクの成分として名前が知られている「タウリン」。タウリンはタウリンはアミノ酸の一種で、疲労回復効果がある。
特に牡蠣・しじみ・あさり・ホタテなどの貝類や、たこ・いかなど軟体動物に多く含まれていて、タコの足1本で1000mg。摂取量は500~2,000mg/日らしいので、摂取量も現実的。(水溶性なので、煮物にする場合は煮汁も一緒に食べることを忘れずに。)
大正製薬のサイトによると、、、メカニズムは解明されていないけれど、タウリン接種によって疲労軽減につながった研究成果があるようだ。子どもの疲労回復だけでなく、美肌にもGOODらしい。
動脈硬化予防としてパパに、美肌のためにママに、疲労回復のために子どもに、、、とすると、家族全員でメリットをシェアできるのがうれしい。
といっても、毎日タコをたべられない場合は栄養ドリンクで補う。ジュース代わりにのんで、すっきりした頭で勉強をしてほしいもの。
絵の具セット
学校経由で購入できる絵の具セットのバッグはデザインがいまいちすぎる。
大勢の子が買うから一人違うものをもっているという心配はないけれど、6年間使うと思うと考えもの。といっても、学校で買うより倍の金額は出したくない。
ということで、これらが安くてデザイン的に許容範囲。バッグだけ買って、中身は百均で買ってもいいけれど、バケツのサイズとか不安なのでセット商品にした。
水着は安いのはこれ
帽子はマジックテープつきなものの最安はこれ
算数の結果が思わしくないときの原因分析のやり方
考えうるあらゆる要素を書き出し分析するために「原因ロジックツリー」を書いてみる。切り口は何でもOK。色々書いてグルーピング。するとだんだん仲間が見えてきて分類ができるというもの。
発想力やグルーピング力はセンスによるものと思いがち。端的に書くという意味ではセンスは重要だけど、各自にあった分析にはワーディングの良さは不問。思ったことを書くと自分なりのウィークポンイントが見つかるというもの。
一朝一夜で解決はしない問題だから、何度も何度もロジックツリーを使って見つめ直すといいと思う。
この方法は↓の本掲載のフレームワークを改変したもの。
他にも受験関連の手帳はたくさんある。ちょっとした情報力不足で、数年の努力が実らないということにならないように活用したいもの。
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